メルボルン北郊で幼児誘拐殺人事件

公園の乳母車から奪われ、川に遺体

 4月9日朝、メルボルン北郊ハイデルバーグ・ウェストの公園で母親の押していた乳母車から幼児が何者かに奪われたと伝えられる事件で警察や近所の人達が捜索していたが、同日夜になった公園近くの川で奪われた幼児と思われる遺体が発見された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 VIC州警察のスチュアート・ベイリー巡査長の発表によると、被害者はサナヤ・シャイブちゃん(15か月)で、サナヤちゃんの母親、ソフィナ・ニカトさんは、「青と黄色の乳母車にサナヤを乗せて近所のオリンピック・パークを歩いていたところ、男に後をつけられているの気づいた。アフリカ人らしい男がソフィナさんを押し倒し、サナヤちゃんを奪って逃走した。追いかけようと思ったが追いつけないと考え、携帯電話も持ってなかったので、乳母車を押して家に走り戻った」と訴えている。また、サナヤちゃんの家族の一人、ハビブ・アリさんは、「ニカトが、子供が奪われたと泣き叫びながら帰ってきた」と証言している。

 警察は、男や幼児を捜索するとともに、事件、子供、乳母車などを目撃した市民は警察に通報してもらいたいと呼びかけている。母親の証言によると男は20歳から30歳までの間で身長は1.8m程度。黒のパンツと黒のジッパー式のフード付き上着を着ていたが靴を履いておらず、アルコールの臭いをさせていた。男はそのまま公園に沿ったデアビン・クリークにかかる橋を渡り、対岸のノースランド・ショッピング・センターの方向に走り去った。また、母親はピンクの半袖上着と灰色のレギングを着け、子供は白の上着、青赤の花柄の白のレギングを付けていた。

 警察と緊急救援局が出動した他、近所でかつて子供を誘拐されたことのある家族の4人も捜索に参加した。その結果、10日朝、公園近くのデアビン・クリークでサナヤちゃんと思われる幼児の遺体を発見した。

 ただちに現場検証が始められ、午前6時45分には家族に遺体発見が伝えられた。また、昼前にはクリークの現場から遺体が運び出された。スチュアート巡査長は、「通りがかりの誘拐の可能性もあり、子供を持つ家庭は十分に警戒すること。ただ、今後の捜査の成り行き次第だ」と語っている。
■ソース
Police believe they have found the body of a missing toddler who vanished from Heidelberg West park

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