18歳の誕生日パーティの男、ペトロールかけて逮捕される

焚き火に落ちた友人の救護に駆けつけた救急車に

 最近、出動した救急車や救急隊員に暴行を働くという事件が増えており、NSW州の救急隊が政府などに善処を要望しているが、4月30日にはシドニー首都圏南西部ロスモアで、男が自分の18歳の誕生日パーティで焚き火に落ちた友人を救護するためにかけつけた救急車にペトロールをかけて逮捕されるという事件が起きている。

 ABC放送(電子版)が伝えている。

 同日午後11時30分頃、14歳の少年が焚き火に落ちたとの通報で救急車2台がリバプール西方ロスモアのデボンシャー・ロードの民家に出動した。少年は顔と手にヤケドを負っており、救急隊員が現場で手当てをした後、1台の救急車でウエストミード小児病院に運び、少年の容体は安定している。

 しかし、救急隊が現場に戻り、残していった1台を運転して帰ろうとしたところ、車体に損傷はなかったがひどく濡れており、強いペトロールの臭いがした。そのため、NSW郡部消防局に連絡し、ペトロールを水で洗い流した。また、運転席も清掃の必要があるほど汚されていた。警察は18歳の誕生日の男を器物損壊罪で逮捕した。

 警察では、「救急隊員は、どんな場合でも患者が最善の治療を受けられるよう努力している。そのために、パーティのあった民家の家族を信頼し、救急車を残していったが、戻ってみると損傷を受けていた。まったく無意味な行為だ。自分の家で飲んで楽しむのも自由だが、このような犯罪を犯す必要はないし、保護者は子供の行為に責任を持つべきだ」と語っている。

 郡部消防局によると、最初、焚き火を消すために出動したが、パーティ客が暴力的になり、消火を妨害したため、警察を呼ばなければならなかった。グリーン・バレー署の警察官がパーティ客を民家に戻し、ようやく消すことができた。

 警察では、「大きめのパーティがある時は警察に連絡してもらいたい。そうすれば、警察も責任感のある保護者がいると信頼できる。また、出動する際にもどんな状況なのか予想できる。また、招かれざる客が暴力的に押し寄せるゲートクラッシングが起きた場合にも警察が協力できる」と語っている。
■ソース
Ambulance doused with petrol at wild 18th birthday party in Rossmore after boy falls into bonfire

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