ナイジェリアの鉱山でオーストラリア人ら7人が誘拐される

大手オーストラリア・エンジニアリング企業の社員ら

 6月23日付のABC放送(電子版)は、マルコム・タンブル連邦首相の談話として、ナイジェリアの鉱山で大手オーストラリア・エンジニアリング企業の社員ら7人が武装グループに襲われ、誘拐されたことを明らかにした。誘拐された中にはオーストラリア人3人とニュージーランド人1人が含まれている。また、武装グループは襲撃の際に社員を乗せていた車の運転手を射殺している。

 ジュリー・ビショップ外相はナイジェリア政府と連絡を取り、善後策を協議しているが、まだ犯人からの要求などは届いていない。

 現場は、クロス・リバー州の首都カラバルに近い鉱山で、社員はWA州パースの鉱山エンジニアリング企業、マクマーン・ホールディングズ社に雇われ、鉱山で働いていた。

 タンブル首相は、「現時点で犯人の身元などは分からない。また、誘拐された社員の家族には連絡した。これは重大な誘拐事件であり、1人が殺害されている。また、ニュージーランド人1人はオーストラリアの永住者だ」と発表している。

 ビショップ外相は、「誘拐された被害者の解放を実現するため、ナイジェリア当局と協力しているが、微妙な問題であり、詳細はまだ明らかにできない。襲撃したのは30人ほどの武装グループだ」と語っている。

 ABC放送のマーチン・カディヒ特派員は、「その地域では誘拐は珍しくない。武装グループのボコ・ハラムはナイジェリア北部で活動しており、今回のような南部で起きた事件には関わっていないはず。むしろ、会社から身代金を取ろうとする地元犯罪グループではないか。その地域はナイジェリアでも裕福な地域だが、最近の石油価格下落で何とか金を儲けようとして外国人を誘拐する事件が増えている」と語っている。

 事件は現地時刻6月22日午前7時頃、アクパブヨで起きており、目撃者によれば、被害者らは待たせてあった船に乗せられたもので、警察はナイジェリア海軍と協力して捜査を進めていると発表している。
■ソース
Australian workers at engineering giant Macmahon kidnapped in Nigeria

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