男性、車に放火し、警察署のセキュリティ・ドアに突っ込む

男性は病院で重体、警察は男性の自宅に捜索令状執行

 7月21日午後7時過ぎ、シドニー首都圏西部メリーランズの警察署前で乗用車の男性が自分の車に放火した後、警察署の地下駐車場のセキュリティ・シャッターに車を突っ込むという事件が起きた。男性は病院に運ばれ、重体だが容体は安定している。一方、警察はグレイステインズの男性自宅に捜索令状を執行し、何点か押収した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 男性は61歳のチェコ人、Peter Zhurawelで、警察では、「テロ行為を示すものは何もない」としている。また、裁判所の文書によると、Peter Zhurawelは、親戚の男性からAVOを取られており、22日朝にフェアフィールド地裁に出廷する予定になっていた。しかし、事件の際のヤケドでロイヤル・ノース・ショア病院に運び込まれている。

 州警察のアンドリュー・スキピオーニ長官が記者会見し、「事件の車は歩道を横切ってドライブウェイに入り、男性は車内で何かを爆発させ、車と一緒に焼死するつもりだったようだ。事件に気づいた警察官数人が飛び出し、車を取り押さえたが、車は燃えながら駐車場への傾斜を下っていき、壁にぶつかった後、駐車場の鉄製セキュリティ・シャッターに激突した。警察官らは署内に走り、消火器を持って戻り、火を消し止めた後、ガスボンベを引っ張り出した。また、ペトロールも見つけて運び出し、その後にヤケドを負っている男性を運び出した」と語っている。

 警察では、「男性は警察でも把握しており、精神障害問題があった。車内にはペトロールの入った容器の他、ガス・ボンベも2本あった」と発表しており、事件の動機についてはまったく不明としている。

 メリーランズ警察署は、25万ドル以上をかけて様々な安全対策が行われている。

 また、連邦政府のジョージ・ブランディス司法長官は、「社会で起きる暴力事件をすべてテロ行為としてしまわない方がいい」と語っている。
■ソース
Merrylands Police Station attack: Officers raid home of man whose burning car slammed into security door

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