バイロン・ベイでサーファーまたサメに襲われ、脚に負傷

政府のシャークネット敷設計画に反対デモあったばかり

 2015年には日本人男性一人がサメに襲われて亡くなり、バイロン・ベイ、バリーナ海岸地域は、サメの襲撃がしばしば起きている。そのため、先日には今年もサメ避けのネットを海岸各所に敷設する政府計画に対して地元住民が反対の集会を開いたばかりだが、10月24日にはまた男性が襲われ、脚に噛み傷を負った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事故が起きたのはNSW州北部海岸地域のバイロン・ベイに近いサフォーク・パークとブロークン・ヘッドの間のケープ・バイロンの南側のビーチ。

 目撃者は、「早朝、イルカの群がサーファーの群と一緒に泳ぎ回っていた。突然、サーファー2人が岸に向かって大急ぎでパドルを始めたからてっきりイルカの背びれをサメのと間違えたのではないかと思った。仲間の一人が私に向かって合図したから、自分達もあわてて岸に向かった。被害者は太ももに噛み傷を負っていたから車の救急キットで応急処置し、救急車を呼んだ」と語っている。被害者(36)は、左太ももに3箇所の噛み傷を負っており、バイロン・ベイ病院で手当を受けて退院した。

 事故後直ちにサイレンで陸に上がるよう警報が出され、ビーチも閉鎖されたが、警報を無視する者もいたと伝えられている。また、襲ったサメの種は判明していないが、事故後、近くのビーチでも3mのホオジロザメが目撃されている。

 9月にもサメ襲撃で負傷者が出たが、23日には隣のバリナ地区で、州政府のサメ避けネット設置に反対する住民が集会を行ったばかりだった。しかし、NSW州政府は、11月に「サメ避けネットの6か月の試験敷設」法案を提出すると発表している。ニール・ブレア一次産業相は、「北部海岸地域はネット試験実施優先地域だ。ニューカッスルからウロンゴンまでの地域ですでにネットを使っており、実績がある」と発表している。

 しかし、バイロン・シャイア長のサイモン・リチャードソン・シャイア議会議員は、「州政府には他のサメ避け開発に資金を出すよう要求してきたがまったく無視されている」と不満の声を挙げている。
■ソース
Shark attacks surfer off Byron Bay; man bitten on leg and beach closed

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