ドリームワールド事故は激流下りのイカダが転覆

投げ出された2人と閉じ込められた2人が死亡

 10月25日午後に起きたゴールド・コーストのドリームワールドでの事故は死者4人という惨事になった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事故が起きたのは大きなゴム浮き輪で激流を下るThunder River Rapidsというアトラクションで、突然、浮き輪が不調になり、乗っていた2人が投げ出され、2人は浮き輪の座席に閉じ込められた。

 ゴールド・コースト警察のトッド・リード警部は、「犠牲者は、42歳の女性、38歳の男性、35歳の男性、32歳の女性」と発表している。

 これまでの調査では、何かの故障が起き、激流が浮き輪の一つを先行の浮き輪に激突させたため、浮き輪一つが転覆し、2人が投げ出された。また、2人が閉じ込められた。

 このアトラクションは1986年に運転を開始、「中程度のスリル」で、家族向けの乗り物とされている。ゴム浮き輪のイカダには6人まで乗れるが、乗客は身長が120cm以上なければならない。

 QLD州救急局(QAS)は、「負傷は生存不可能な激しさで、CPRを中止することが適切と判断された」と発表、また、「複数の班が現場に出動したが事故の凄惨さに救急隊員もひどいショックを受けている」と述べている。

 ドリームワールドは、「事故が起きたのは午後2時20分。事故後直ちにパークを閉鎖し、警察、緊急救援関係各位に協力、事故のいきさつの確立に努めている。事故にはパーク一同もショックを受け、悲痛な思いをしている。事故に遭われた方々と家族の方々には申し訳ない思いでいっぱい」と述べている。

 警察では、衝突したゴム浮き輪や、事故の一部始終を映したビデオテープなどの回収を進めており、「検視官も立ち会っており、事故究明は速やかに始められる。事故の目撃者も突き止めており、証言を得ている。

 この事故にマルコム・タンブル連邦首相もすぐさま声明を発表し、犠牲者とその家族に哀悼の意を表するとともに、徹底調査を期待すると語っている。また、ビル・ショーテン労働党党首も哀悼の意を表した。アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「今年初めに家族を連れてこのThunder River Rapidsに乗ったばかりだ。テーマパークは優れた安全記録を持っているが、事故原因については徹底的な調査をしなければならない」と語っている。


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ドリームワールドの急流下り事故4人死亡で経営者激震 CEOの高給、過去の故障歴に加え、開園方針に批判

■ソース
Dreamworld: Four people killed on Thunder River Rapids ride at Gold Coast theme park

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