NSW州で早くもブッシュファイアの季節到来

州北部で全面裸火禁止令、シドニー首都圏で火災

 11月5日、NSW州各地20箇所以上でブッシュファイアが発生しており、低気圧による風が勢いを増しているため、北部海岸地域では全面裸火禁止令が発令されている。一方、シドニー首都圏西部ではカー・ヤードで火災が発生、多数の自動車が焼けた他、ヤードのLNGタンクに引火爆発するおそれがあるため、消火もはかどっていない。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 シドニー・ノース・ショアの低標高地域カースル・コーブではブッシュファイアが住宅に近づいたが、エリクソン・スカイクレーンと呼ばれる消火ヘリコプターが出動し、空中から大量の水を落とし、瞬間的に消し止める方法が取られた。

 ハンター地域のセスノックでも火災が発生、消防署員が住宅地を防衛した。また、シドニー首都圏西部リッチモンドでは藁の梱2,000個が燃えた。一方、ウロンゴンの南、ショールヘイブンのカララ・ビーチでは約500ヘクタールが燃え、その後も燃え続けていた。また、シドニー首都圏西部のクレーンブルックでは住宅と車が被害を受け、16歳の少年が逮捕、起訴されている。

 首都圏西部のバンクスタウンに近いレベスビーでは自動車解体ヤードで車が次々と延焼、建物2棟が全焼、周辺の事業所や住宅の人々が避難した。消防車25台、消防署員100人が出動したが、現場に設置されていた30kgのLPGタンクが爆発するおそれが出たため、消防署員も一時現場から遠ざかり、爆発するまで待った。

 消防局では、自動車解体ヤードの火災は有害な煙が濃いため、風下から離れるよう呼びかけており、世界に4台しかないといわれる遠隔操作の消火ロボットも出動させると発表している。
■ソース
Man hospitalised as industrial fire in Sydney’s west threatens nearby buildings and homes

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