連邦議会、難民支持グループが傍聴席で抗議の声

質問時間一時中断し、グループ排除後に再開

 11月30日の連邦議会下院で質問時間に傍聴席で40人ほどの難民支持グループが政府の政策に抗議するスローガンを叫び、瞬間接着剤で両手を手すりに貼り付けるなどしたため、議事が一時中断された。衛視がグループを排除した他、連邦警察も出動した。保守連合政府与党はグループを非難する発言を行ったが、緑の党は抗議行動への関与を否定したが、リチャード・ディ・ナタリ党首はグループを支持する発言を行った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 衛視、警察官が議場からグループを排除する間も議事堂内壁画ホールでは抗議を続けるメンバーもいた。抗議行動は、「キャンプ閉鎖」、「難民希望者を国内に」と叫び、手を手すりに糊付けしただけで暴力行為はなかった。また、「オーストラリア政府は世界をリードする残虐国家に成り果てた」などの声も挙げた。

 結局、議事中断から30分後に全員が議場から排除された。

 その後、「内部告発者活動家市民連合」が抗議行動実行組織と名乗った。同組織は、8月にはマルコム・タンブル連邦首相の経済問題講演中に罵声を挙げて演壇に攻め上ったことがある。

 質問時間は午後2時40分に再開され、トニー・スミス議長は、「議事中断は最後の手段」と語った。また、上院のクリストファー・パイン議員は、「彼らが傍聴席に入れたことについては議員が手引きした可能性もある。徹底調査が必要」と発言した。

 緑の党のニック・マキム上院議員は抗議行動への党の関与を否定したが、リチャード・ディ・ナタリ党首は、抗議行動メンバーを支持する発言を行った。これに対してバーナビー・ジョイス副リーダーが緑の党を批判し、一方、労働党は衛視、警察官に感謝する発言を行った。
■ソース
Question Time suspended as pro-refugee protesters call to ‘close the camps’ and ‘bring them here’
http://www.abc.net.au/news/2016-11-30/protesters-disrupt-question-time/8079674

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