マウント・ウォーニング頂上キャンプの米人カップルに落雷

男性死亡、女性も大けが、1年のオーストラリア旅行中

 12月6日、NSW州北部海岸地域内陸のマウント・ウォーニングの頂上でキャンプしていたアメリカ人の若いカップルが落雷を受け、男性が死亡、女性も大けがを負った。2人は1年がかりでオーストラリアを回る旅行の途中でこの難にあった。

 亡くなったサム・ビーティーさん(24)とガールフレンドのミシェル・セガラさん(23)は、10月初めにニューヨークからシドニーに到着、キャンパーバンを使って1年間オーストラリアを回る予定だった。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 シドニー到着以後、2人はNSW、QLD州を回り、シール・ロックス、バイロン・ベイ、ゴールド・コースト、ストラドブローク島などから家族友人にソーシャル・メディアを通じて通信を送っていた。

 2人は5日にバイロン・ベイ北西にある古代火山の旧火口丘、マウント・ウォーニング頂上にテントを張った。標高1556mの頂上はキャンプが禁止されているが、日の出を見るために夜明かしする人も多い。しかし、5日夜から6日朝にかけてこの地域に次々と猛烈な雷を伴う暴風雨が押し寄せ、地元民も驚くほどだった。

 2人は頂上の木の真下にテントを張っており、6日早朝にこの木に落雷した。しかも、ビーティーさんの足がテント越しにこの木に触れていたため、落雷で即死している。セガラさんは頭と首に軽傷を負い、髪が焼けた。

 6日朝に頂上に上がってきたハイカーのグループがテントの中で泣いているセガラさんの声を聞きつけ、ビーティーさんに1時間以上も蘇生術を試みたが、ビーティーさんは息を吹き返すことはなかった。

 天候不順のため、ヘリコプターが出動できず、救助隊が徒歩で山道を登り、セガラさんに応急処置をした後、マーウィランバー・ベース病院に運び、さらに、ビーティーさんの遺体を担架に固定して山道を運び降りた。

 救助関係者は、「二人が間違ったことをしたということを批判したくない。どんなことであろうと人が亡くなるというのは悲劇だ」と語っている。
■ソース
Sam Beattie, killed in Mount Warning lightning strike, was on dream Australian holiday

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