手負いの野生化水牛が観光客を襲う

カカドゥ国立公園で男性危うく難を逃れる

 カカドゥ国立公園の水牛はもともとオーストラリアにおらず、1800年代に持ち込まれ、現在では環境を荒らす害獣と見なされている。2008年にはオーストラリア大陸北部一帯に15万頭が棲み着いていると推定されている。

 他の州からカカドゥ国立公園を訪れていた写真家が手負いの水牛に襲われ、腕を負傷しただけで危うく難を逃れた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 12月13日、フィリップ・ボイド氏(53)は水牛に角で突かれ、腕の筋肉を一部損傷した。それでも、「命だけは助かったのラッキーだった」と語っている。

 事故当時、ボイド氏は、元国立公園レンジャーで環境保護官のデーブ・リンドナー氏の案内で公園を訪れており、何枚か写真を撮ったところで、リンドナー氏がライフルで4発を水牛に向けて発射した。

 ボイド氏は、「4発で水牛が倒れるかと思ったが、そいつは私を見るとまっすぐに走ってきた。そのまま角で腕を突かれ、腕の筋肉の一部が引き裂かれて持ち去られた。水牛にぶつかられて地面に倒れた。そこでもう一度攻撃をかけられれば今度こそ終わりだと思った」と語っている。

 「そこで、デーブに、こいつを仕留めなきゃならないと叫んだ。デーブは水牛の眉間に1発を射ち込み、今度こそ本当に倒れたがまだ息をしていた」と述べている。

 ケアフライトNTでは、「医療チームが到着するまで現地の人々がボイドさんの世話をしていた。ジャビル・クリニックから医療スタッフが到着し、応急処置で容体を安定させてからロイヤル・ダーウィン病院に運んだ。14日には容体も安定していた」と述べている。
■ソース
Injured water buffalo gores tourist Phillip Boyd in Kakadu National Park

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