NSW州RSLで財政スキャンダル、評議会総辞職

前会長が法人クレジット・カードで個人的支払いか

 NSW州の退役軍人連盟(RSL)でドン・ロウ前会長が法人クレジット・カードで個人的支払いをしていたことが明らかにされており、警察の捜査が入っているが、RSL州支部の評議会が総辞職した。

 RSL州支部は、上部の全国組織との交渉やRSL一般メンバーからの突き上げなどが続いており、今回の評議会総辞職になった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 RRSL州支部と付属慈善活動「ライフケア」は、いくつかの財政スキャンダルが起きており、警察、慈善団体規制機関、独立監査事務所その他の機関が調査を進めている。

 スキャンダルの一つは、2014年末に辞職したドン・ロウ前会長が、$213,000の現金引き出しを含めて、法人クレジット・カードから$475,000を私用に使っていた疑惑が持ち上がっていることで、ロウ前会長の辞職時には、「健康を害しているため」と発表されていたが、現実には法廷用監査が行われていたことによるもの。

 2016年9月には州支部の幹部が不正行為を働いているという噂が立っており、同年11月には元RSL州支部評議会議員のロッド・ホワイトRSL全国会長が辞職、捜査に道を開いた。

 RSL州支部では、役員会議のメンバー8人が、2006年から2016年まで付属慈善活動「RSLライフケア」の役員を兼ねており、その報酬総額は250万ドルを超えていた。そのうちの4年間にRSL州支部の委員会が州支部からライフケアに$1,065,593の寄金を認可しており、ホワイト氏は委員会の席にあった。ライフケアでは、「コンサルタント名目での報酬支払いはあるが、役員への報酬支払いはない」としている。

 この疑惑が発覚して以来、7人の評議会員が抗議または疑惑連座で辞職しているが、関係者全員が不正行為を否定している。
■ソース
RSL NSW council stands down amid police investigation into alleged financial scandals

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