罷免の元オーバーン副市長、暴行罪で起訴される

カジノ前でタクシー運転手に暴力、携帯など奪う

 サリム・メハジェ容疑者(30)がオーバーン副市長時期に無届けで道路を閉鎖し、公園にヘリコプターを着陸させるなど派手な結婚式で世間の注目を浴びたのきっかけに、市長、副市長を含めて、不動産業者が多数議員を務め、疑わしい不動産開発認可が続発していたオーバーン市議会は遂に州政府から解散を命じられた。

 一方、メハジェ容疑者は、これまでにもアパート開発で建設工事中に売買契約を交わした部屋の間取りを小さくしたり、清掃業者から不払いで訴えられ、通っていたジムでも暴力で脅し、重大な交通事故で係争中など問題のある話題にはこと欠かないが、4月2日には、シドニー市内スター・カジノ前でタクシー運転手に暴力をふるい、運転手のエフトポス端末装置と携帯電話を奪った容疑で逮捕起訴されていたことが報道された。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 報道によると、メハジェ容疑者は、4月2日午前4時30分頃、スター・カジノ前でタクシーを降りる際に運転手に暴力を振るい、その所持品2個を奪った。この事件で運転手(38)は鼻を負傷している。

 午前5時10分頃、メハジェ容疑者は、ウィリアム・ストリートとバーク・ストリートの交差点で逮捕、近くのシドニー警察署に連行、取り調べの上起訴され、約7時間後に釈放された。

 釈放後、警察署前に呼んだタクシーに乗り込もうとしたメハジェ容疑者は報道陣に阻まれ、タクシー運転手はメハジェ容疑者を乗せることをあきらめ、警察官がメハジェ容疑者にタクシーから降りるよう命令する始末。結局、友人が白のポルシェで駆けつけ、メハジェ容疑者を乗せて去った。

 NSW州警察報道担当官は、「携帯電話とエフトポス端末を鑑識に送り、事件との関係を調べる」と発表している。一方、メハジェ容疑者は、4月26日に市内ダウニング・センター地裁に出廷を命じられ、条件付きで保釈が認められた。

 メハジェ容疑者はオーバーン市議会選挙にからんだ不正選挙などいくつもの重大違法行為で刑事訴訟係争中または捜査中の事件にからんでいるが、連邦政治家になるという野望を明らかにしている。
■ソース
Salim Mehajer charged over alleged assault of taxi driver at Sydney’s Star casino

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