18歳と20歳の男2人、殺人罪で逮捕起訴

マルーブラで駐車中の車内でホームレス男性刺殺

 2017年6月21日、シドニー東郊マルーブラの海岸に駐車中の車内でピーター・ホフマンさん(68)が刺し殺されていた事件の犯人を追っていたNSW州警察は、7月27日に18歳と20歳の男2人をホフマンさん殺害容疑で逮捕、起訴したことを発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ホフマンさんはバス運転手を退職した後、詐欺にあって資産をすべて失い、自分の車の中で生活していた。事件直後、妹のパトリシアさんが、「兄は事件時はホームレスだった。穏やかで物静かな人でこのような死に方をする人ではなかった」と語り、犯人を突き止める情報提供を訴えていた。

 犯人はホフマンさんを刺した後、放置すれば死ぬことを知りつつ立ち去っており、事件後、警察は犯行に使われたと考えられるナイフを発見、衣類を探してルーカス・ハイツの塵芥埋立地の捜索も行った。7月27日、警察は、逮捕された2人は28日にウェーバリー地裁への出廷を命じられ、保釈は拒否された。

 パトリシアさんは、「兄は20代初めにオーストラリアに移民し、生涯働いて税金も払ってきた。詐欺の被害にあった後、何人かの友人が住むところも申し出たが兄はいつも丁寧に辞退していた。兄には破産手続きをすること、そうすれば生活建て直しの行動も取れるのだからと説得しようとしたが、頑として聞き入れてくれなかった。兄は人の世話になるより自分の力で立ち直り、借金を返そうとする人だった」と語っている。

 東部海浜管区のカレン・マカーシー警視は、事件当夜、モンズ・アベニューからコーラル・シー・パークにかけての地区で不審な動きを見た人は警察に通報してもらいたい」と発表していた。

 警察は、南部のマトラビルで16歳の少年の誕生日パーティに招待されていないにもかかわらず押しかけ、パーティの参加者に暴力をふるい逮捕されていたレイ・トラバースとジャクソン・トラバースを殺人罪で起訴した。2人はマルーブラのサーフィン・コミュニティでは知られており、元アマチュア・ボクサー、ロニー・リアドンの息子と伝えられている。
■ソース
Two men charged with murder of 68yo homeless man Peter Hofmann

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る