VIC州の交通事故で母子2人がぶつかられて死亡

「心理的動揺状態で運転しないように」と警察警告

 8月9日夜、VIC州ギップスランドのクランボーン・イーストで若い男性の運転する車が駐車場から出てきた車に衝突し、ぶつかられた車が大破、乗っていた母子が現場で死亡した。男性は事故直前に激しい口論をしていたとされており、警察では、「心理的動揺状態での運転は非常に危険」とドライバーの自覚をうながしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同夜午後7時30分頃、ライトハウス・クリスチャン・カレッジでの保護者教師相談会を終えて帰宅中のマ・リダイさん(44)と娘のシンニュウ・ユアンさんの乗った車が駐車場からサウス・ギップスランド・ハイウェイに出たところで、直前に他の車を追い越して走ってきた銀のホールデン・コモドアに激突された。コモドアを運転していた25歳の男性も重傷で病院に運ばれた。

 VIC州警察のティム・ハンセン副長官代理は、「現在、事故までの状況を調査している。事故を起こしたコモドアのドライバーが事故直前に酒類提供店で他の人物と激しい口論をしていたとの目撃者の証言があり、この証言を基にした捜査がありえる」と語っている。

 また、2016年のVIC州内の交通事故死者86人の事故状況を調査したが、10%の事故例で、ドライバーが事故直前に心理的に動揺したり、きわめて感情的になるできごとを経験していた。

 ハンセン副長官代理は、「心理的な動揺を起こすようなできごとがあり、そのうさを晴らすために車に飛び乗って走り出すというようなことがあって、そちらに気を取られ、運転を誤るというケースを調査している」と語っている。

 さらに、「自分は運転がうまい。どんなできごとがあってもちゃんと運転できると思っている人は考え直してほしい。まさしく、そういう人こそ危ないのだから」と語っている。

 ライトハウス・クリスチャン・カレッジのジェイコブ・マシューズ校長は、「学校は職員も生徒もショックを受けている。2人は素晴らしい人達だった」と語っている。また、「学校付近の道路の制限速度を時速100kmから80kに引き下げるよう陳情してうまくいかなった。もし、実現していれば助かっていたかも知れない」と語っている。
■ソース
Police warn against driving while emotional, after mother and daughter killed in car crash

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