シドニー、ゲイ演劇で出演者・観客の車いたずらされる

レーン・コーブの劇場外で2回目の犯行

 シドニー湾北岸レーン・コーブの劇場で同性愛をテーマにした演劇が行われた後、出演者、観客らの車のタイヤが切り裂かれていたという事件が起きた。

 この劇場では今回で2回目の被害であり、警察では同性愛に対する偏見や憎悪が犯行動機とみて事件捜査を始めている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 8月26日夜、レーン・コーブ南のロングビルにあるパフォーマンス・スペースで、レーン・コーブ・シアター・カンパニーが「Holding the Man」を上演したが、劇が終わって出演者や観客が施設外の駐車場に戻ったところ、12台の車のタイヤが切り裂かれていた。

 NSW州警察報道担当官は、「この犯行の動機は同性愛に対する偏見があると考えられる。これでこの劇団を標的にした事件は2度目だ」と発表している。

 8月初め、同劇団がレーン・コーブ・プラザに貼り出したポスターが破られる事件が起きている。

 現在、国内では同性結婚合法化論議が進んでおり、それに伴って性的嗜好少数者のLGBTIの権利に関する論議も高まっている。そんな時期の事件であり、警察は強い動機とみている。

 ノース・ショア選挙区選出のトレント・ジマーマン議員は同演目のオープニング・ナイトに出席していたが、「オープニングもこのヘイト犯罪で台無しになった。このコミュニティでこのような行為は許されないし、断固弾劾する。非常に恥知らずな行為だ」とフェースブックに投稿している。

 被害に遭ったのは会場前に停めてあった車だけであり、周辺の街頭の車にはまったく被害がなかった、と伝えられている。
■ソース
NSW Police investigate after cast, audience of gay play in Lane Cove have tyres slashed

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