4WDのサスペンションにしがみついてコアラが命拾い

アデレード・ヒルズで16km移動後、タイヤ外して救出

 1週間前、SA州アデレード・ヒルズでコアラが4WDの足回りに忍び込み、それに気づかないままドライバーが時速100kmで16km移動した後初めて気づき、コアラ保護団体に連絡して、タイヤを外し、ようやくサスペンションにしがみついているコアラを保護した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 SA州のコアラ救助ホットラインのドン・ビガムさんは、「コアラは車輪回りに忍び込み、サスペンションにしがみついたのだろう。ところが、車は曲がりくねった丘陵地帯を時速100kmで走った。他のドライバーが異変に気づいてドライバーに合図したが、停まって調べてもどこもおかしなところはなかった。結局、車を停めたところで車の下から鳴き声が聞こえたため、コアラ救助ホットラインに連絡した。」

 ビガムさんはまた、「コアラはサスペンション・コイルからサイドのスプリングにしがみついていたのだろう。かなりスリルがあったはずだ」と語っている。

 また、救助ホットラインのジェーン・ブリスターさんが現場に行き、最初はRAAに連絡しようとしたが、メトロポリタン消防局が出動し、車輪を外してようやくコアラに触れることができた。ビガムさんはまた、「消防局員はなんだか微妙な技術を使ったらしいが、最終的に車輪がはずれた。コアラは無事保護されたが、こんなスリルを味わった後としては驚くほど元気だったらしい。いずれにしろ、コアラが車に入り込むというのは珍しくない」と語っている。

 アデレード・ヒルズで「ベア・グリルズ」とあだ名されたコアラの場合、時速100kmで走る車にぶつかったが、その車のフロント・グリルに挟まり、車はそこからさらに10km走ってドライバーの自宅に着いた。そこで、コアラをはねたかも知れないという不安でドライバーが車を点検したが何も見つからなかった。そこからまだ出かけ、戻ってきた時にようやく前部ボンネットの下から鳴き声が聞こえたというので調べたところでグリルにはさまったコアラを見つける、という事件になった。

 サスペンションから解放されたコアラはそのままユーカリの木にのぼり、そこで眠ったと伝えられている。
■ソース
Koala survives 16-kilometre Adelaide Hills journey trapped behind 4WD wheel

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