ホバートでアボット前首相、頭突きされる

警察、同性結婚合法化バッジの男を逮捕

 9月21日午後、TAS州ホバートでトニー・アボット前首相が、「同性結婚にイエス」のバッジを着けていた男に頭突きされた事件を捜査していたTAS州警察は38歳の男を逮捕、暴行罪で起訴した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 男は10月にホバート簡裁に出廷することを命じられ、条件付きで保釈を認められた。

 警察は、「アボット氏の訴えを受けて捜査し、男を逮捕した。それ以上のコメントはできない」と発表している。

 アボット氏は、「同性結婚支持のバッジを着けた男に握手を求められ、応じようとしたところ頭突きを受けた」と語っており、ヤング・リベラルのカクテル・パーティなどいくつかの行事に出席のためTAS州を訪れていた。

 警察は、アボット氏の訴えを受けて数人の目撃者の証言を集め、また事件のあったウォーターフロント区域のCCTVのビデオを調べ、逮捕に踏み切った。

 同性結婚有権者郵便調査では、同性結婚問題の論争が過熱しており、9月12日にはQLD州ブリスベンのブリンバ地区で、同性結婚支持のノボリを破ろうとした男を止めに入ったショーン・フォスターさん(19)が男に暴行され、顔に裂傷を負っている。フォスターさんはケビン・ラッド元連邦首相のゴッドサン。

 被害者のアボット氏やTAS州選出のエリック・アベツ連邦上院議員は、この事件で「同性結婚支持派」を非難しているが、2人よりはリベラルな考えを持つジョージ・ブランディス法務長官は、「アボット氏暴行事件は犯罪行為であり、同性結婚支持問題は無関係。この人物は暴力を辞さない人物と言うだけのこと」と語っている。

 また、逮捕された男も、「トニー・アボットが大嫌いなだけで、ぶつかった時にたまたま同性結婚支持のバッジを着けていただけだ」と記者に語っている。
■ソース
Man charged over alleged headbutt assault of Tony Abbott in Hobart

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