豪史上最大量のメタンフェタミン前駆物質押収

石膏のバケツや緑茶の瓶に350kg

 連邦警察(AFP)は、タイから輸入されたPET瓶入り緑茶に隠されていたエフェドリン約4トンを押収した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 エフェドリンはメタンフェタミンの前駆物質で、この量で市場価格約35億ドル相当のメタンフェタミンがつくられる。

 この量は、軽くオーストラリア近代史上最大の薬物前駆物質押収記録になる。

 今回のドラッグ前駆物質押収は、タイ警察から通報があり、AFPと豪国境警備部(ABF)とが合同で内偵を進めていたもので、ABFは最初の捜査でシドニー・コンテナー検査施設で輸入貨物を検査し、船荷の1000カートンを超えるアイス・ティー入りPET瓶に気がついた。カートンの約3分の1で液体エフェドリン陽性の結果が出た。このドラッグ前駆物質密輸入に関連して、22歳の中国豪二重国籍男1人と22歳のオーストラリア人を逮捕した。

 次の捜査では、ポート・ボタニーに陸揚げされたコンテナーから、350kgのメタンフェタミンを発見した。こちらは液体石膏のドラム缶に詰め込まれていた。警察はメタンフェタミンを取り除き、無害な物質を詰め込んで通常通りに処理した。

 警察はこの船荷を受け取りに来たグレンモア・パークの31歳の男を逮捕した。

 AFPのアンドリュー・コルビン長官は、「情報活動には国境を越えた協力関係が重要。我々だけで闘え得ることではない。ドラッグ密輸入問題はまだ続いており、今後さらに逮捕者が出る」と語っている。
■ソース
Australian Federal Police seize largest ever haul of methamphetamine precursor

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