クレーグ・マクラクラン、セクハラ・スキャンダル広がる

人気ドラマ「ドクター・ブレーク」制作一時中止

 ABCテレビで放映していた人気ドラマ「ドクター・ブレーク・ミステリーズ」は2017年でABC放送との契約が終わり、2018年からはチャネル7で放映が決まっていた。しかし、主人公のルシアン・ブレークを演じていた俳優のクレーグ・マクラクランが、2014年の演劇「ロッキー・ホラー・ショー」で、共演の女優に性的いたずらやセクシャル・ハラスメントをしていたとの訴えが出されており、プロダクションでは、「警察の調査が終わるまで2018年の番組制作を中止する」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 また、マクラクランは、この問題が公になって以来、現在、ステージにかけられている「ロッキー・ホラー・ショー」の主演出演も停止しているが、訴えに対しては「事実無根。訴えた女性達は金か名前目当てではないか」と主張している。これに対して訴えた女性らは、「苦しい気持ちで訴えた。訴えることで俳優生命が絶たれる可能性も考えた。訴えても金も名前もないではないか」と反論している。

 ABC放送とフェアファクス・メディアが共同で行った調査では、2014年の「ショー」上演時に3人の共演女優に対して、ステージで客席から見えないところで股間に触れたり、自分の性器を押しつけたりした他、立場を利用した威嚇もしたとされており、女優3人はVIC州警察に訴えている。

 「ドクター・ブレーク・ミステリーズ」は1960年代のVIC州バララットを舞台にした警察嘱託医が犯罪事件を解決していくストーリーで当時のVIC州の市民生活の再現が背景になっており、制作は独立したプロダクションのディセンバー・メディア社が行っている。

 ディセンバー・メディア社が声明を発表し、「ドクター・ブレーク制作では出演者やクルーに対する不適当な行為はなかったと信じている。マクラクランはこの番組の成功の中心であり、ロッキー・ホラー・ショーに関して出されている訴えに対して当社がコメントすることは適切ではないと考える。しかし、訴えの内容を重視し、正当な方の手続きが行われるよう、同番組の制作を一時中止する。当社は、安全な職場環境確保に努力しており、関係者が威嚇されたり、不愉快な思いをさせられるような行為を断じて見逃すことはしない」と述べている。

 また、ABC放送は、「ドクター・ブレーク・ミステリーズ制作中に不品行があったとの訴えは聞いていない。しかし、現在インターネットのiviewにかけられている同番組ビデオをすべて引っ込める」と発表している。また、チャネル7も、「この訴えの事態を深刻に受け止めている」と発表している。
■ソース
Craig McLachlan: Doctor Blake makers put production on hold pending police investigation

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