VIC州議会初の女性先住民族議員に殺害脅迫

「オーストラリア・デーに半旗提案」発言で

 VIC州議会初の女性アボリジニ議員が、「オーストラリア・デーには半旗を掲げよう」と発言したために殺害と集団強姦の脅迫を受けたことを明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 リディア・ソープ緑の党下院議員は、「アボリジニに対して犯罪が行われたことを思い出すため、1月26日のオーストラリア・デーには半旗を掲げよう」と提案している。

 それに対して今週初めに脅迫の電子メールや書き置きが舞い込んでおり、同議員はVIC州警察に通報している。

 脅迫文書の一つはメルボルン北東のノースコート地区の同議員選挙事務所の扉の下に差し込まれていた。

 ソープ議員は、「文書は強姦脅迫で内容は仔細にわたって生々しく書かれていた。私には子供がいるから子供の安全が気づかわれるし、職員も家族も脅迫に動揺している。こんな行為は見過ごせない」と語っている。

 昨年、メルボルン首都圏の3自治体が1月26日のオーストラリア・デーの公式祝賀中止を決めている。リチャード・ディ・ナタリ連邦緑の党首は、「自治体の決定は、オーストラリア・デーに対する論議が高まっていく始まりだろう」と語っている。

 また、ソープ議員は、「私はこのような行為を容認しないし、脅しに屈して国民への呼びかけをやめることもしない。むしろアボリジニ女性としてこれまで以上に主張していく決意だ」と語っている。

 ソープ議員は、脅迫主に挑戦し、「脅迫状は真のオーストラリア人と名乗っているが、私は世界で最も古くから現代まで継続している文化の出身だから、真のオーストラリア人とは何なのか聞いてみたい」と語っている。
■ソース
Victoria’s first female Aboriginal MP receives death threats over Australia Day comments

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