シドニー西部リッチモンド駅で電車、車止めに衝突

T1西部リッチモンド線終点駅、16人負傷

 1月22日午前10時頃、シドニー首都圏西部のシドニー近郊鉄道リッチモンド駅で入ってきた電車が停車位置に止まりきれず、車止めに衝突した。この事故で乗客16人ほど負傷し、先頭車も小破するなどの被害があった。また、この事故でT1西部リッチモンド線の一部がバスの振り替え運行になっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州警察の発表によると、同列車は駅に入ってきて速度を落としたがごくゆっくりとした速度で車止めの緩衝装置にぶつかったもので、一部の乗客は「スーパーマンのように宙を飛んだ」と目撃者が証言している。

 NSW州救急隊は、「16人ほどが負傷しており、全員が病院に運ばれたがいずれも容体は安定している。いちばんの重傷者は脚を骨折した疑いがある」と発表している。

 目撃者の1人は、「プラットフォームで電車の止まるのを待っていたが、電車はブレーキをかけたまま全速力で車止めに衝突し、乗客がスーパーマンのように宙を飛んでいた。まったく狂っている」と証言している。一方、駅に隣接したマクドナルドのドライブスルーを通っていた目撃者は、「大きな衝突音を聞き、そちらを見ると電車が車止めに衝突したところだ。急ブレーキをかけたようで、それほど速く走っていなかった。おそらく時速5kmか10kmというところだろう。架線に接触しているところがいったんはずれて再び架線に接触した」と証言している。

 シドニー近郊鉄道は大幅な遅延や間引き運転などの混乱が続いており、労組側は昨年後半の時刻表改定で無理が生じていると主張、経営者側は人員不足を埋めるために新規養成に努力していると主張していた。また、労組側は賃金などの労働条件をめぐって1月29日にストを計画しており、この事故当時も労使交渉が行われていたが、事故の報告で交渉は一時中止された。
■ソース
Richmond train crash: ‘Horrifying’ accident at station in Sydney injures 16

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