シドニー市南部で父親、公営住宅の13階から転落

先住民族男性、警察官の逮捕を逃れようとして

 2月7日、シドニー市南部ウォータールーで先住民族男性が公営高層住宅の13階バルコニーから転落、死亡した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この事故では、男性を逮捕しようとする警察官を逃れようとして転落したため、警察官公務執行中の事故として重大事件調査班が捜査を始めた。

 男性はパトリック・フィッシャー(31)容疑者で、暴行罪と窃盗罪の2件で逮捕状が出されており、警察官が逮捕状を執行しようとしている時に起きている。

 NSW州警察が5日に発表したメディア・リリースによると、フィッシャー容疑者はレッドファーン、ウォータールー、サリー・ヒルズ地区に頻繁に現れており、7日朝には警察官がウォータールーのジョージ・ストリートにあるフィッシャー容疑者のガールフレンドの部屋を訪ねてきていた。警察は、「一般市民からの通報があったために容疑者のガールフレンドの部屋を訪ねていた」ことを明らかにしている。

 7日午前11時前、フィッシャー容疑者が墜落、死亡したとの通報が緊急番号に入っている。その後、レッドファーン管区が現場にテープを張り巡らせ、現場検証を行った。

 ガールフレンドの隣人や親族は、「警察官が訪ねてきた時、フィッシャーはアイスを使っていた。ベランダから他の部屋に降りようとして踏み外し、墜落した。警察官の訪問でパニックになっていたのかも知れない。彼は自殺するようなタイプじゃないが、もし、墜落していなければ今頃は警察官に袋だたきにされていたかも知れない」と語っている。

 また、親族の一人は、「警察の行為に対して独立調査をしてほしい。ここでは警察は好き放題やってとがめられることがないんだから。一人死んでも警察にとっては何でもないんでしょう。追いかける手間が省けるくらいじゃないか」と語っている。
■ソース
Sydney father dies after falling from Waterloo balcony during attempted arrest

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