元コマンチェロ・バイキーズ・チーフ射殺される

白昼シドニー南部のジムの外で、犯人逃走

 2月15日白昼、シドニー南部ロックデール地区のジムの外で元コマンチェロ・バイキーズ・チーフのマフムード・ハウィ氏が拳銃で射たれた。

 ハウィ氏は直ちに最寄りのセント・ジョージ病院に運ばれ重体で生命維持装置を着けられていたが、回復の見込みがないと判断され、生命維持装置を外されると間もなく死亡した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 通報で警察官がウェスト・ボタニー・ストリートのフィットネス・ファースト・ジムに出動したところ、黒の高級四駆車内で銃創を負っているハウィ氏を発見、少なくとも銃弾を6発は浴びていた。その後、心拍停止になり、重体のまま病院に運ばれた。

 ハウィ氏の入院で病院周辺は厳戒態勢になり、機動隊車両3台や警察車が出入り口を塞ぐものものしい状態になった。

 犯人は逃走したが、その後ロックデールのチャンドラー・レーンで灰色のメルセデス・ベンツ・ステーション・ワゴンが放火されており、ハウィ銃撃犯人が逃走に使ったものと警察では見ている。

 州警察のマル・ラニヨン副長官は、「目撃者によれば、上下黒ずくめで目出し帽をかぶった男が銃撃した。明らかに被害者を狙った冷血な犯行。事件解決のために全力を挙げる。難しい捜査になると思うが、それは覚悟の上」と語っている。

 犯行動機などはまだ分からないが、被害者は長年組織犯罪に染まっており、その筋も捜査する。また、この事件を契機に報復合戦が始まる可能性もあり、その方面も警戒する。

 ハウィ氏は、2009年にシドニー空港で起きたコマンチェロ組織員とヘルス・エンジェル組織員の乱闘でヘルス・エンジェル組織員が空港備品のポールで頭などをメッタ打ちにされて死亡した事件で殺人罪で有罪判決を受けたが、2015年に再審請求し、控訴審は、「ハウィ受刑者がポールで被害者を殴ったという確実な証拠がない」として、一審判決を覆した。
 ハウィ氏は2015年5月に仮釈放されて以来目立たないように行動していた。
■ソース
Former bikie boss Mahmoud Hawi dies after being shot outside Sydney gym

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