またも外洋クルーズで大乱闘騒ぎ、23人中途下船

10日間の航路、NSW州エデン港で警察に引き渡し

 先週末、P&Oクルーズの船上で乱闘騒ぎがあり、船はシドニー・ハーバーに緊急入港し、ブラッドリーズ・ヘッドの沖で7人を水上警察の船に引き渡し、「この7人は今後二度とP&Oと関連企業の施設設備に入らせない」とP&Oが宣言するという事件があった。

 今度はカーニバル・オーストラリア社の10日間のクルーズで明日にはメルボルンに帰港するという時に船上で大乱闘が起き、船はNSW州南部海岸エデン港に臨時入港し、一つの家族23人を警察の船に引き渡すという事件が起きた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2月16日午前1時30分頃、NSW州海岸沖合を南下していたカーニバル・レジェンド号の船上で乱闘が起き、さらに制止に入った同船の警備員とも乱闘になった。この乱闘をスマート・フォンで撮影したビデオが船客の手からソーシャル・メディアにアップロードされ、ロビーで乱闘が起きている場面や、床に抑えつけられた船客を警備員が殴る蹴るの暴力をふるい、さらに船客のビデオ撮影を警備員が妨害する光景までテレビのニュースに流れた。

 他の船客の証言によると、この23人の大家族グループのメンバーはそれ以前から他の船客に暴力をふるったり、脅すなどしており、「怖くて船室から出られない」と訴えている。

 同日、船はエデン港に錨を降ろし、船長がこの23人をこれ以上乗せておけないと拒否、警察はボートを出して横付けし、警察官が乗船して23人の排除を始めた。デッキでこれを見ていた他の乗客からは歓声もあがったと伝えられている。

 カーニバル・オーストラリア社のスチュア・マーメル会長は、「当社は行き過ぎた行動には不寛容で臨んでいる。船上で騒ぎが起きたため、不埒な行為を行う者を直ちに排除しなければならなかった」と語った。

 報道陣からは、「行き過ぎた行動には不寛容というのは乗組員の行動にも適用されるのか?」との質問が出され、マーメル会長は、「船客も乗組員も同じだ。しかし、調査が終わるまで待たなければならない」と答えている。

 NSW州警察は、「男6人、十代の少年3人を船から排除した。その他にも女性子供を含む14人が下船した」と語っている。また、23人はキャンベラ空港にバスで移送され、そこから独自に帰宅することになる」と発表している。また、女性1人は、警察の船に移される間、「船では不当な扱いを受けた」と叫んでいた。

 船はメルボルンに向かった。
■ソース
Entire family removed from Carnival Legend cruise ship over violent brawl

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