蛍光ペン2万本にアイスの原料となるエフェドリン300kg仕込んで輸入

シドニーの倉庫で押収、3人逮捕起訴

 中国から輸入された蛍光ペン21,000本からアイスの原料となるエフェドリン300kgが発見された。輸入貨物をチェックしていた豪国境警備部(ABF)係官が発見、そのまま通関させ、貨物を追跡して検挙したもの。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2月10日にシドニーに到着した文房具の貨物を点検して発見したもので、NSW州警察の薬物銃砲取締班のピーター・マカーレイン警視は、「押収量はアイス投与量にして240万回分になる。これだけの量が一般社会に出回っていれば大被害をもたらしていたはずだ。犯罪組織は、社会に悲惨をもたらすことで1億2,000万ドルの利益を得ていたはずだ。それを考えればこの検挙は大成果だ」と語っている。

 ABFとNSW州警察は貨物をそのまま通関させ、最終的にシドニーのインナー・ウエスト地域にある貸倉庫に入ったのを突き止めた。その後で、男3人(26、27、34)を逮捕した。また、グリーブ地区のグリーブ・ポイント・ロードの民家にも捜索令状を執行し、27歳の中国人を規制薬物商業量輸入の容疑で起訴した。

 ABFのギャリー・ロウ警視は、「これは犯罪組織が薬物密輸のためにはどれほどいろいろと考え出すものかを教えてくれるケースだ。14gのエフェドリンを21,000本の蛍光マーカーに仕込むというのはかなりの時間と手間がかかっているはずだ」と語っている。

 逮捕されたうちの2人は釈放されたが、警察はさらに捜査を進めており、今後起訴の可能性もあるとしている。
■ソース
Man charged after 300kg of ephedrine found hidden in 21,000 highlighter pens

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