アフガニスタンで連続する自爆テロ、豪人2人軽傷

米主導「不朽の自由作戦」以来16年続く混乱

 3月4日付ABC放送(電子版)は、アフガニスタンの首都カブールで発生した自動車自爆テロでオーストラリア人警備員2人が負傷したというジュリー・ビショップ外相の声明を伝えた。

 この2人は警備を請け負っている民間人で、ABC放送によると、テロリストの車は、豪大使館の公用車4台と併走しながら即席爆発装置(IED)を爆発させたため、公用車に同乗していた2人が負傷した。

 ビショップ外相は、「3月2日に起きたこの事件でアフガニスタン市民3人が死亡したが、オーストラリア人警備員2人は軽傷を負っただけで済んだ。2人の負傷者の家族には同情の言葉を申し上げたい」と語った。

 事件が起きたのはカブールの一角、ゲートで守られている地区にある駐アフガニスタン豪大使館の近くで、この地区はアフガニスタンに滞在するオーストラリア人もよく出入りし、また軍訓練センターもこの地区にある。

 ビショップ外相は、「大使館員に負傷者はなかったが、その地区に居住、勤務する人々の安全を深く憂慮する。テロリズムや抵抗派の動きがアフガニスタン社会の安定に及ぼす危険をまざまざと感じさせる事件だ」と述べている。

 この事件について、まだどの武装組織も犯行声明を出していないが、事件の2日前にアシュラフ・ガニー・アフガニスタン大統領が武装組織のタリバンと和平交渉を再開すると発表している。

 アフガニスタンは2001年10月に米国主導の有志国軍が同国に侵攻、国際治安支援部隊が同国の治安を確保しているが、テロ事件は絶えず、救急車に仕掛けられた爆弾で100人を超える人が死亡した事件も起きている。
■ソース
Kabul car bomb blast injured two Australians, Foreign Minister Julie Bishop says

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