気象庁職員2人、仮想通貨マイニングで警察が捜査

気象庁のパワフルなコンピュータの不法使用容疑

 気象庁(BoM)職員2人が気象庁のパワフルなコンピュータを不法に使用し、仮想通貨のマイニング操作を行っていた容疑が持ち上がっており、連邦警察(AFP)が捜査している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2月28日、AFPは、VIC州メルボルン市コリンズ・ストリートのBoM本部に捜索令状を執行しており、BoMのIT関係職員2人から事情聴取した。また他のIT職員は会議室に移され、事情聴取が終わるまで待機するように指示されたと伝えている。事情聴取を受けた職員の一人はその後長期休暇を取っている。まだ起訴はされていないが、捜査は続いている。

 この仮想通貨は暗号通貨とも呼ばれ、通常の法定通貨のように国が保証し、領土内では取引に受け取りを拒否できないという性格がない。この通貨を購入するためにはマイニングと呼ばれる複雑な数式をコンピュータで解く作業をしなければならず、数式が次第に難解になっていくため、ますます強力なコンピュータを必要とするようになるといわれている。また、現在ではこのマイニングのために一国の総電力消費量を上回る電力が消費されているという説もある。

 仮想通貨の売買やマイニングそのものが禁止されているところは少ないが、政府研究機関などの強力なコンピュータを使うようになるとそれが不法行為になる。

 ロシアでは科学者グループが核弾頭研究センターのスーパーコンピュータを使ってマイニングをした容疑で逮捕されている。

 また、仮想通貨の一つ、ビットコインは価値が次第に上昇し、2017年12月には$US19,783にまで上り詰めたが、その後急落し、現在では$US10,800などと約半分の価値に下がっており、非常に投機性が強いことが危険視されている。
■ソース
Police question Bureau of Meteorology staff over cryptocurrency operation

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る