カンボジアの射撃場で死亡した豪人は民間人

カンボジア軍部が観光客相手に武器試射を営業

 3月15日午後1時30分頃(現地時刻)、カンボジアの陸軍演習場で爆発事故があり、40代のオーストラリア人1人と50代のカンボジア人1人が死亡、他にもオーストラリア人1人とカンボジア人2人が負傷した事故で、カンボジア当局は、「オーストラリア人2人はオーストラリア軍関係者で訓練中の事故」と発表していたが、複数の情報筋からオーストラリア人2人は民間人と確認された。また、オーストラリア国防省も、「事故に国防軍関係者は関わっていない」と発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事故があったのは陸軍演習場の敷地内にある観光客相手の「実射」レンジで、ABC放送によると、機銃、バズーカ、迫撃砲、突撃銃、手榴弾などを実際に使うことができるが、そこで爆発事故が起きたとされている。

 しかし、事故後の発表ではカンボジア警察、州知事、政府広報担当官もオーストラリア人2人は豪軍関係者としていた。しかし、ABC放送は、事故を知っている筋の証言として、「カンボジア軍の隠蔽工作」と伝えている。

 また、コンポンスプー州機甲本部の兵士らは、「火器射撃場に外国人を入れることは違法なので、メディアには話すなと命令されている」と語っている。

 しかし、この基地内の射撃場は、金を払えばAK-47突撃銃、ロケット推進擲弾(RPG)、手榴弾などを実際に使えることは世界的に旅行客に知られている。

 また、当初の報道とは異なり、この基地に駐屯している戦車隊本部からのクメール語の1ページの報告書にオーストラリア人2人の階級が記載されていなかった。

 オーストラリア外務貿易省はプライバシーを理由に2人の氏名などの公開を拒んでいる。
■ソース
Australian killed at Cambodian gun range was tourist, not military as local ‘cover-up’ suggests

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