冷凍魚にコカイン隠して密輸の男、留置場で死亡

ペルーからの密輸で逮捕2日後に死因に犯罪性なし

 ペルーから冷凍魚に60kgのコカインを隠して密輸入を図ったシドニー出身の男、逮捕から2日後にはシドニー市内の留置場で死体となって発見された。警察では死因に犯罪性はないと断定している。

 男の弁護士が発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この男はディミトリオス・マブリスで、5月23日に2000万ドル相当のコカインを密輸入しようとして逮捕され、サリー・ヒルズ警察署の留置場に移されていたが、25日に死んでいるのが発見されるまでは精神的にも元気だったと弁護士が話している。

 サム・チャマス弁護士は、「マブリス氏は前科もなく、なぜこのようなことになったのか理解できない。25日朝に面会に行った時は元気そうだったし、30日朝にはシドニー地裁で保釈申請の結果が出ることにも楽観的だった。マブリス氏の妻子は悲嘆に暮れている」と語っている。

 また、留置場での容疑者の死亡事件にはショックを受けたとして、「よりによって留置場でとは。生命の安全は確保されているはずなのに。警察の回答を得るまで追及するつもりだ」と語っている。

 チャマス弁護士は、「マブリス氏はウルムルー在住のギリシア系オーストラリア人で、シドニーに飛行機で帰国する前にコロンビアの首都ボゴタで何日間か誘拐監禁されていた」と語っている。

 マブリス容疑者は、2017年9月から2018年3月までの間、ペルーからの冷凍魚のコンテナー3個で60kgのコカインを密輸入しようとしたとされており、2018年3月に豪国境警備部(ABF)がコンテナー2個を点検し、冷凍魚の腹にコカインの袋がテープで留められているのを発見し、コカインを抜き取った後、コンテナーをキングスグローブの住所に配達させた。その後、連邦警察(AFP)の捜査が続いている間、コンテナーと冷凍魚はシドニー各地の冷凍貯蔵施設を点々としている。
■ソース
Sydney man charged over $20 million cocaine bust found dead in cell

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