人材ソフトのデータ侵入され、求職者のデータ窃盗か

国内大手企業の求人を扱うPageUp

 テルストラ、NAB、コールズ、オーストラリア・ポスト、ALDI、メディバンクなどに人材ソフトを提供するPageUp社のデータに何者かが侵入した。そのため、求人に応募した何千人もの求職者の身上情報が盗まれた可能性がある。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 PageUp社は国内大手小売、金融企業に人材ソフトウエアを提供しており、現在のところ何人が被害を受けたか明らかになっていないが、被害を受けていた場合、氏名、住所などの他、TFN、銀行口座、スーパー年金などの情報も盗まれた可能性がある。同社は、「侵入を豪サイバー・セキュリティ・センター(ACSC)に通報した」と発表している。

 PageUp社は190か国でアクティブなユーザーを200万人抱えているといわれ、カレン・カリスCEO名で、「5月23日にITインフラストラクチャで不審な動きに気づいた。直ちに調査を始めた」と発表している。一方、顧客企業も社員やPageUpソフトウエアを使って求職手続きをした休職者に宛てて緊急声明を発表した。

 同社の顧客企業には他にもターゲット、豪中銀、オフィスワークス、Kマート、リンフォックス、リンズなど数多くの有名企業が名を連ねている。豪連邦政府でも法務省などがPageUpと契約している。

 また、企業によって求人にのみPageUpを利用しているところおもあれば、給与や銀行口座、納税者番号(TFN)その他の重要なデータの管理に利用しているところもある。

 ACSCでは、「何者かがPageUpシステムの中で違法コードを実行し、データにアクセスしたようだ。コンピュータ侵入はどんなものでも犯罪であり、ACSCはそのような犯罪を防ぐことを任務としているが、犯罪者は常に新しい手段で信用を破壊しようとする」と発表している。
■ソース
Bank details, TFNs, personal details of job applicants potentially compromised in major PageUp data breach

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