民営化受け皿企業のバス・インストラクター事故死

シドニーの駐車場でバス運転手訓練中に

 シドニーのインナー・ウエストの州営バス民営化の受け皿になっている民間バス会社で、駐車場でバス運転手訓練中のインストラクターがバスにはねられ死亡した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 6月7日午前10時頃、首都圏西部スミスフィールドの空き地になっている駐車場で、トランジット・システムズ社の見習い運転手とインストラクターが訓練中に事故が起きたもので、同社は7月からシドニー西部の州営バスの運営を引き受けることになっている。

 訓練中に見習い運転手の運転する州営バス車両が突進し、インストラクターをなぎ倒し、インストラクターは現場で死亡したもので、警察が事故当時の状況を調べている。

 NSW州警察のマイケル・コーボイ副長官は、「この事故は歩行者もバスの周辺ではよく注意していなければならないという警鐘だ」と語っており、トロイ・グラント州政府警察相も、「ちょっとした不注意であっけなく人命が失われると言うことを思い知らされる事故だ。この事故で悲しみに突き落とされた2つの家族に対しても事故原因の徹底究明が必要だ」と語っている。

 トランジット・システムズ社も、事故被害者の家族に哀悼の気持ちを伝えるとともに、調査に協力すると発表している。

 グラディス・ベレジクリアン州政府は州営バスのインナー・ウエスト路線の民営化を決定、議論を巻き起こしており、2017年には州営バスの運転手1,200人が一斉職場放棄で政府に抗議したが、ベレジクリアン政権は民営化を進めており、2018年2月にトランジット・システムズ社を指名している。同社はパラマッタ、フェアフィールド、リバプールなどの地区でバス路線を営業している。
■ソース
Bus instructor killed during training exercise in Sydney car park

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