VIC州でオナガイヌワシ136羽の死骸発見される

意図的な大量殺害事件として捜査始まる

 VIC州でオナガイヌワシ136羽の死骸が発見された事件は、違法な意図的大量殺害事件の可能性があるとして捜査が始まっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 また、政府の野生生物保護官は、事件のあった東ジップスランドでさらに鳥の死骸が見つかる可能性も予期している。

 先週にはVIC州東部のNSW州と接するタバットの農場で100羽を超えるオナガイヌワシが毒殺を疑われる状況で死んでいたのをABC’放送が報道したばかり。

 VIC州政府の環境土地水質計画省(DELWP)では、オナガイヌワシ以外にもオオガラス2羽、クッカバラ1羽、他のワシタカ類1羽、いずれも保護鳥が死骸で発見されたと発表している。

 これほど大量にオーストラリア原産種の保護動物が死体で発見されたことは、犯人が起訴された場合、実刑または$115,000の罰金刑もありえるといえる。

 DELWPのイアン・ブルース氏は、「省職員が東ジップスランドの私有地をいくつか捜索したところ、鳥の死骸を発見しており、これまでに得た証拠から考えてVIC州で過去最悪のワシの大量殺害になることが考えられる。明らかに殺害の意図があった。最近退職したばかりの元省職員に聞いてみたが、これほどの大量殺害はこれまでなかったことだと語っている。

 ABC放送の取材に対して複数の農場主は、「ワシは森や木立に隠れており、生まれたばかりの子羊を襲って殺す」と語っている。

 ブルース氏は、「すでに情報を持って通報してきた人がおり、当局の捜査に協力してくれている。私達の抱えている情報だけでもいくつも手がかりがあり、新しい情報にもつながっている。犯人がだれであろうと必ず見つけ出す。死骸の発見状況から30人を超える職員を動員して州域全体の捜査になるだろうし、様々の装置とテクニックを利用しての捜査になる。全力を挙げて犯人の逮捕に努力する」と語っている。

 また、「オナガイヌワシは野生生物法で保護されている動物であり、意図的な殺害は最高$7,928.50の罰金と6か月の懲役刑が科せられる。また、1羽ごとに$792.85の罰金も追加される。何らかの情報を知っている人はCrime Stoppersに通報してもらいたい」と呼びかけている。
■ソース
Wedge-tailed eagles found dead after ‘clearly intentional’ mass killing in East Gippsland

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