シドニー・ベイサイド自由党支部内紛暴行沙汰

支部党員同士、数人がかりで男性殴る蹴るの暴力

 シドニー南部のボタニー・ベイに面した地区の喫茶店で保守政党自由党の支部党員が内紛から数人がかりで高齢男女に暴行を加え、被害男性が病院に運び込まれる事件に発展した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 自由党幹部筋は、「このような暴力事件は前代未聞。偏狭な政治運動が引き起こした残念な内紛」と語っている。

 6月18日午後7時頃、アーンクリフ地区ファース・ストリートの「ナジのカフェ」から大勢の人間が走り出したのが目撃されており、現場に居合わせたNSW州自由党員がABC放送に語ったところによると、党員の一人が他地区の者を引き連れ、喫茶店で開かれていた会合に「ブランチ・スタッキング(自分の陣営の人数を水増しする行為)」しようとした。

 喫茶店は、ベイサイド・カウンシルのマスコット地区選出3市議の一人、マイケル・ナジ市議の経営と発表されている。しかし、市議を選任する機関のことで暴力沙汰が始まった。目撃者の一人は、「会合にはバンクスタウン・カンタベリー地域の人間が送り込まれており、民族や宗教を焦点にしようとしていたようだ」と語っている。この暴力事件で高齢女性が地面に押し倒され、40代の男性一人がセント・ジョージ病院に運び込まれた。

 目撃者の一人は、「会合が始まる前、何人かの者が会合参加者を脅したり、罵声を浴びせたり、突き飛ばしたりしていた。また、外の者を中に入れないようにもしていた。高齢の女性が踏みつけにされ、それを阻止しようとした男性を数人で殴りつけ、外に連れ出し、殴る蹴るの暴行を加えていた。その男性が死ぬんじゃないかと思った。また、目撃者が暴行現場を携帯電話で撮影していたところ、暴行グループが電話を取り上げて壊した」と証言している。

 事件を受けて自由党が声明を発表し、「どんなことがあっても暴力事件は許されない。警察の捜査に全面的に協力する」と述べている。

 警察は、まだ加害者グループの身許を突き止めておらず、市民の通報を求めている。
■ソース
Liberal Party branch meeting descends into ‘unprecedented’ brawl at Arncliffe cafe

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る