ディクソンさん追悼式場荒しがフェースブックで自白

「強姦殺人犯の自閉症はワクチンが原因」と主張

 6月13日、深夜のステージから帰宅途中のユーリディス・ディクソンさんがスポーツ公園を横断中に襲われ、強姦殺害された事件にショックを受けた多数の市民が、6月18日にディクソンさんの追悼式を現場で行ったが、その直前の深夜に現場の花束などが荒らされ、芝生に落書きされていた事件を捜査していた警察がアンディ・ノルシュを逮捕、起訴した。

 ノルシュは自分のフェースブックに、「事件は男が悪いのではない。ワクチンが自閉症を引き起こし、その自閉症が強姦殺人の原因になった」旨を書いていることが報道されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 追悼式には1万人の市民が無言でロウソクを掲げ、コメディアンとして大成する夢を抱きながら若くして暴力的な事件で殺されたディクソンさんを悼んだ。

 ノルシュはフェースブックで落書きしたのが自分であることを認め、ディクソンさん強姦殺害容疑者のジェイミーズ・トッド(19)が自閉症スペクトル障害と診断されていることに言及し、「犯人がワクチンのために自閉症になったことに腹を立ててやった」と書いている。

 2017年、連邦政府のブレンダン・マーフィ主任医務官は、「ワクチンと自閉症につながりがあるような説を唱えている研究結果はまったくの偽造ですでに否定されている」と述べている。

 メルボルン東部ビュリーン地区在住のノルシュは器物損壊、公共に不快感を与える行為、公共に不快感を与える落書きなどの容疑で起訴されている。

 そのノルシュのフェースブックには、ディクソンさんの写真と「彼女の殺害は男のせいではない。自閉症の責任だ」と書かれている。また、ノルシュはメディアの報道も批判し、「大手メディアは男のやった殺人ばかり報道するから、社会は男は誰でも頭のおかしい恐ろしい殺人犯だと思い込んでいる」とも書き込んでいる。

 ノルシュ自身がコミュニティ・テレビでコメディ・ショーを主催したことがあるが、「メルボルンのコメディアンと一緒にされたくない。TVショーはキャンセルされたのではない。テレビは企業や政府の宣伝ばかりだと分かったから自分でやめたのだ」と書いている。
■ソース
Eurydice Dixon memorial vandal, Andy Nolch, says he did it over beliefs about vaccines and autism

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