シドニー首都圏北西部でベビー・ミルク4000缶押収

20万ドルの現金、盗品闇市の男女逮捕

 8月22日夜、NSW州警察は、シドニー首都圏北西部の民家で盗品のベビー・ミルク4000缶の他、現金で$215,000を押収、男女を逮捕した。警察は、オーストラリア産のベビー・ミルクは中国で5倍の値段で売れる盗品のベビー・ミルクを闇市に流す犯罪グループの捜査を続けていた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 警察広報担当官によると、22日午後10時頃、カーリングフォード地区ロイズ・アベニューの駐車場で盗品を手にした男(53)と女(48)を警察官が逮捕した。男女はライド警察署に連行され、取り調べを受けている。

 男女逮捕後、警察はカーリングフォードの民家2か所に捜索令状を執行し、いずれも盗品と思われる大量のベビー・ミルク缶、大量のビタミン剤、マヌーカ蜂蜜その他の品を押収した。

 また、民家1か所で$215,000を超える現金が家屋内に隠されており、犯罪利益と見て押収している。

 女は窃盗関係の容疑で起訴され、厳重な条件で保釈を認められたが9月17日にバーウッド地裁出廷を命じられた。男は釈放されたがさらに追及が続く見込み。

 2018年2月、シドニー首都圏各所でベビー・ミルクやビタミン剤などが組織的な犯行をにおわせる状況で大量に盗まれており、小売業者の情報で徹底した捜査が進められていた。

 中国ではメラミン樹脂原料を混入したミルクが出回り、大勢の乳児が死亡する事件以来、オーストラリア産の安全なベビー・ミルクの重要が高まっている。ひと頃は中国からの旅行者がスーパーマーケットや薬局で根こそぎ買い込んで本国に持ち帰る騒ぎが続いたため、コールズやウールワースは1人2缶までと限定していたが、その後もベビー・ミルク商品がひんぴんと盗まれるため、2018年5月にはコールズがベビー・ミルクをカウンターの中に在庫し、タバコなど一部の商品のように客の注文に対してカウンターで販売するという方法に切り替えている。

 ストライク・フォース・ダングブは、今回のような商品の盗難と流通に関して小売業者から通報があったため、特別捜査班を設立して捜査を進めていた。
■ソース
4000 baby formula tins, $215k in cash: Woman charged with theft

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