メルボルン西部地区で工場大火災猛煙に生活被害

有害な黒煙、南の風下は学校閉鎖、住民も屋内に

 8月30日、早朝、メルボルン市西部のウェスト・フッツクレイ地区の工場で火災があり、貯蔵してある可燃性溶媒や溶接用薬剤などが燃え、猛烈な黒煙が風に乗って南に流れ、周辺地区では同日学校が閉鎖され、現場から500m周辺と風下の住民は窓やドアを閉め切り、空調も停め、屋内に閉じこもっているよう勧告が出されている。また、鎮火まで他の地区で過ごせればなおよいと発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 影響を受けている地区は、ブルックリン、キングズビル、トッテナム、ウェスト・フッツクレイ、アルトナ・ノース、ブレイブルック、フッツクレイ、サウス・キングズビル、スポッツウッド、サンシャイン、ヤラビルなど。

 首都消防局(MFB)の140人の消防士、30台の消防車、チェリー・ピッカー車が出動、懸命の消火に当たっているが、時折可燃物の入ったドラム缶が爆発し、瓦礫を空に噴き上げている。また、倉庫建物には石綿も使われており、消防士は石綿が炎に巻き上げられて飛散することのないよう消火を進めている。鎮火までには何日かかかると見られている。

 また、現場地域は雨が予報されており、その場合、有害な黒煙が地表近くに降りてくるため、住民の呼吸器系などに症状が出ることも懸念されている。有害な黒煙の漂うところにいる人も速やかに煙から離れるよう警告が出されている。

 休校になっていない学校も保護者が気遣って子供を登校させない場合も欠席扱いにしないとの通達を保護者に送っている。

 消火作業は周辺工場などの延焼を食い止めることが優先しており、また、建物に放水することで石綿の飛散を防いでいるが、ドラム缶の爆発で消火活動をしている消防士にも危険が気遣われている。

 道路などは監視を続けているが、閉鎖する計画はないと伝えられている。
■ソース
Footscray fire sends toxic smoke into Melbourne’s western suburbs

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