「電気工事士を名乗って手抜き工事をする2人組」

警察の記者会見中に当人が「濡れ衣」と出頭

 9月5日、シドニー南部のコガラ警察署で、「当地区で電気工事士を名乗って手抜き工事で工事費を請求して姿をくらませる2人組が荒らし回っている。そのために火を出した家もあり、大工職の若者が感電死した」と発表、公開していた2人の顔写真を示した。

 折も折、顔写真の男性の1人が、弁護士を伴って同警察署に出頭、「全く身に覚えのない濡れ衣事件。疑いを晴らしたい」と訴えた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 フセイン・アヨウブ氏とエイダン・ハバス弁護士は警察署前で記者会見に来ていた報道陣を前に、「自分は何も悪いことはしていない」と訴えた。

 その直前、警察署内では、「43歳の男性ともう一人の男性に事情聴取したい。この職人グループの詐欺事件について話を聞きたい」と発表していた。

 アヨウブ氏は、「警察に出頭してきたのに捜査官は私と話したくないらしい。テレビでニュースを見ていたら自分の顔が映ったのでショックを受けた。自分は全く無関係だ」と語った。

 警察発表によると、この詐欺グループは、電気配線や送電線からメータを通さずに家庭内に直結するなどの工事を請け負い、仕事をしている。しかし、電気配線が手抜きなため、2017年2月にはカールトンの民家の屋根の仕事をしていた大工のルーク・ブレイさんが感電死している。

 ハバス弁護士は、アヨウブ氏がNSW州警察を相手取って名誉毀損訴訟をすることを検討していると語り、依頼人はこの事件にまったく関わっていない。警察は記者会見して、この写真の人物と話したいと発表した。その人物がここにいるのに警察は彼と話す気はないと拒否している」と語った。

 警察はまだアヨウブ氏と話すことを拒否した理由を明らかにしておらず、2017年9月にベクスリー地区の火事で民家が全焼した事件を捜査しており、ハバス弁護士は、「この7か月間、私たちは警察に協力し、話してきた。この大工の死についても協力できることには協力してきた。大工の少年の家族同様、私たちも残念な気持ちでいっぱいだ。一方、私の依頼人はその顔写真をメディアにまき散らされているのだ」と語っている。
■ソース
Awkward moment when man police want to interview turns up during their press conference

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