3年がかりの捜査で大犯罪シンジケート組織摘発

バイキーズ殺人から70人を超える大量逮捕に

 シドニー地域の暗黒街殺人事件を捜査していたNSW州警察は、3年がかりの捜査の末に大犯罪シンジケート組織をつきとめ、IT専門家、不動産業者、モーゲッジ・ブローカーなど70人を超える容疑者を逮捕した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 州警察が行った大量逮捕は何日間か伏せられていた後に発表されており、3年間の捜査過程で2016年3月のレベルズ・メンバーだったマイケル・デイビー殺人などシドニー地域で起きた一連の暗黒街の処刑殺人が続いた。

 スチュアート・スミス長官代理は、「このシンジケートは、レベルズ・バイキー・ギャングのバーウッド支部から生まれたようだ。グループは、暴力的な組織として他のシンジケートなど犯罪組織を統合して急速に拡大し、恐喝、誘拐、殺人などを行うようになった。グループはマフィアのような行動を取り、悪名と利益をほしいままにしていた」と語っている。

 9月6日に出廷した29歳の男がシンジケートの活動を指揮していたとして起訴されており、この男は、2016年11月のパスカル・バルバロ殺害事件に関係して名前が挙げられている。また、2017年にはレベルズ・メンバーのリッキー・チアノ殺害共謀との関係が疑われており、デイビー殺害の他、2016年9月にセント・メアリーズ地区で射殺されたメフメット・イルマズの処刑にも関係が疑われている。

 証拠は15,000時間を超える電子機器による監視を含め、3年間にわたる内偵で集められてきた。逮捕者の多くは、650件を超える殺人、詐欺、誘拐、公共の場での発砲、違法薬物、銃砲所持、不正資金浄化などの容疑で起訴されている。

 また、「今回の逮捕ではIT専門家、不動産業者、モーゲッジ・ブローカーなど多数のプロフェッショナルを逮捕しているのが特徴だ。9月5日には元認可銃砲取引業者のマイケル・フレーザーも逮捕されている。フレーザーは、犯罪に使われたと疑われる銃砲の発射痕を改変した容疑をかけられている。警察はフレーザーと女(48)の銃砲取引認可を取り消し、フレーザーの家から1,180丁の銃砲を押収している。
■ソース
Investigation into Sydney’s underworld killings uncovers ‘mafia-like’ syndicates

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