ウールワース店頭のイチゴ・パネットに縫い針

イチゴ農園などに怨恨をいだく元従業員の犯行か

 9月12日、QLD州のイチゴ農園のブランドでウールワースで販売されたイチゴのパネットから縫い針が見つかっており、Queensland Strawberry Growers Associationでは、元従業員で農園かスーパーマーケット・チェーンに怨恨を抱いている者の仕業ではないかと見ている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 Associationは、その声明の中で、「怨恨をいだく元従業員と疑う根拠があるが、QLD州警察の捜査情報を待っている」と述べている。

 縫い針が入れられていたのはBerry LiciousとBerry Obsessionという2種のブランドで、QLD、NSW、VICの3州のウールワースで販売されていた。QLD州警察とQLD保健局は、同ブランドのイチゴ・パネットを購入した消費者は廃棄処分するか販売店に持参して返金を受けるよう呼びかけている。

 QLD州政府の首席医務官、ドクター・ジャネット・ヤングは、「縫い針が入れられていたブランドはQLD州南東部の農場で主としてウールワースに出荷されたものだが他の店にも納入されていた可能性はあるとして、「もし、パネット入りのイチゴがあれば廃棄処分するのがもっとも安全だろう」としている。

 一方、Associationのジェニファ・ロウリング産業開発担当者は、「今回の事件はごく少数の商品に何者かが縫い針を混入したものと思われる。出荷されているイチゴは大部分は食べても安全であり、もし心配なら半分に切ってみることを勧める。このような事件はイチゴの生産に生活のかかっているイチゴ農園にとっては死活問題ともなる大打撃だ。イチゴ生産者は誰でも誇りを持ってイチゴを栽培しているものだが、何者かがこのような卑劣な行為を行ったのだろう」と語っている。

 これまでに縫い針はQLD州で1本、VIC州で2本見つかっており、他にQLD州で1人が半分に折られた縫い針をイチゴと共に飲み込んでおり、現在病院で観察中と伝えられている。

 警察は、「今回の犯罪行為についてはすでに危険はなくなった。9月13日から新しく店頭に並ぶイチゴ・パネットについては安心して買っていただきたい」と発表している。
■ソース
Strawberries sold in Woolworths found with sewing needles embedded inside

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