警察車警告鳴らし十分間暴走無人貨物列車と併走

ボンポート港の脱線装置で惨事を食い止める

 9月21日朝、TAS州デボンポート市でセメントを積んだ貨物列車が無人のままで滑り出した。10分ほど暴走した貨物列車は、デボンポート港でメルボルン港行きのスピリット・オブ・タスマニア号フェリーの停泊する対岸の線路を走り、鉄道職員が脱線装置を作動させてようやく機関車と貨物列車は水際で脱線停止した。この事故で列車がフェンスを突き破り、はね飛んだ破片が通行人2人に当たり、負傷させている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事故が起きたのは同日午前9時前で、鉄道職員の通報を受けた警察車が時速50kmほどで走る暴走貨物列車と約10分間併走し、線路前方の人々に警報を鳴らした。

 スチュアート・ウィルキンソン警部補は、「警察車は点滅灯とサイレンで線路付近にいる人々に対して列車が近づいていることを警告して走った。列車がフェンスに触れた際にフェンスの破片が飛び、歩いていた20代の女性が頭に軽傷を負った。初期のニュースでは女性は重体と報告されていたが、その後、軽い負傷に軽減」されている。もう一人の被害者は40代の男性で、肘の骨折、切り傷、擦り傷など多数を負っている。

 警察は、「9時頃にTasRailから通報があり、暴走貨物列車をデボンポート埠頭付近で脱線させなければならないとの緊急通報だった。デボンポート警察は警察車と警察官を派遣した。列車はデボンポートに向かって走っており、どこかで脱線させなければ大事故になることは明らかだった。残念なことに遊歩道を歩いていた歩行者2人が負傷した。しかし、当局の車が列車と併走しており、直ちに負傷者の手当を始めることができた」と語っている。

 この事故のため、フォーンビー・ロードはスティール・ストリートとベスト・ストリートの間で通行止めになっている。
■ソース
http://www.abc.net.au/news/2018-09-21/train-derails-in-devonport/10289726

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