アボリジニ女性レンジャー、ワニに襲われる

東アーネムランドのワニの棲息する地域で魚釣り中

 10月12日、北部準州(NT)の東アーネムランドで家族と魚釣りに来ていたアボリジニの女性レンジャーがワニに襲われて死亡した。襲ったワニはレンジャーがモリを頭部に命中させたがそのまま姿を消しており、生き延びていてまた人を襲う可能性が危惧されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NT警察の発表によると、10月12日午前10時30分頃、ヌランバイの177km南西の内陸部ギャン・ギャンの東アーネム・アウトステーションでワニが女性を襲った。

 12日には、NT警察は、「襲ったワニは殺処分した」と発表していたが、13日に訂正が入り、「女性レンジャーを襲ったワニはモリを打ち込まれたが、そのままに逃げてしまった。襲ったワニは体長4mから5mほどあり、頭にモリを受けても生き延びる可能性がある」と発表している。

 被害者は、コミュニティでレンジャーとして働いており、事故当時、地元のビラボンで家族や友人と貝拾いに来ていて難に遭った。同日午後、レーク・エベラとヌランバイの警察官らが地元レンジャーと協力して周辺水路で女性を捜索した、その結果、午後5時頃には襲われた現場から1kmほどの地点で女性の遺体とワニを発見している。

 女性の友人の証言によると、子供達がワニの襲撃を目撃しており、問題のワニは「人騒がせなワニ」として知られていて、これまでも何度か捕らえようとして逃げられている。被害女性は剛胆磊落な性格でレンジャーとしても働き者で、ヨルングやバランダのコミュニティでも尊敬を集めていた。

 フラー警察署長は、「被害女性は襲撃当時腰あたりまで水に浸かって貝拾いをしていた。また、襲われた時には勤務中だったのか非番だったのかも調べている」と発表している。
■ソース
Crocodile that killed Aboriginal ranger in remote Northern Territory could still be on the loose

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