VIC州警察、バーク・ストリートの「英雄」を追及

メルボルン都心部などでの空き巣事件との関連

 今月初め、メルボルン都心部のバーク・ストリートで起きた放火殺傷事件で包丁を持って暴れる犯人に向かってショッピング・トロリーを押して応戦、警察官に協力したホームレスの男性は英雄の扱いを受け、生活立て直しのためにと高額の寄付金も集まったが、11月15日にはVIC州警察が、「この男性と都心部、セント・キルダで起きた空き巣事件の関連を調べている」として、男性の行方を追っている。さらに、警察は男性が保釈条件に違反した疑いがあるとしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 11月9日に起きた事件で、マイケル・ロジャーズさん(46)は、バーク・ストリートで人気のあったレストラン経営者、シスト・マラスピナさんら3人を刺し、さらに取り押さえようとする警察官に向けて包丁を振り回していたハッサン・カリフ・シレ・アリに向けてショッピング・トロリーを押しつけて応戦し、市民から英雄扱いを受け、オンラインの寄金キャンペーンでは14万ドルが集まっている。また、マラスピナさんは運ばれた先の病院で死亡し、犯人も応戦の警察官の銃弾を胸に受け、死亡している。

 しかし、州警察のグレアム・アシュトン長官は、男性がとっさに行動した可能性を認めながらも、警察官の活動中は市民は危険から遠ざかり、警察官が自由に活動できるようにしてもらいたい。さらに被害者が出る可能性もあったと苦言を呈している。
■ソース
Police investigate link between Bourke St ‘trolley man’ and burglaries

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る