シドニー鉄道、月曜日の帰宅時に運行大幅な乱れ

都心地下ループ線で電車が装置故障のために停車

 シドニー地域の公共交通改善計画は様々なつまづきを経験しており、一時期のシドニー鉄道の混乱も一段落していたが、3月州議会選挙投票日まで2週間足らずという日の夕方、シドニー都心部地下ループ線で電車の装置が故障したため、帰宅のラッシュ・アワーにかかって各駅で大勢の帰宅客が駅構内に溢れるという事故があった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事故はループ線のミュージアム駅付近を走行中の電車で下部に設置されているトリップ・ギアが外れたため、修理を要する状態になり、この事故でT3バンクスタウン線、T8空港南部線がもっとも大きな影響を受けた。そのため、セントラル駅では22番・23番プラットフォームの階段に帰宅客が溢れた。

 また1週間の勤務が始まる月曜日に起きた事故で夕方の帰宅時刻に長時間待たされた乗客はソーシャル・メディアで憤懣を伝えている。

 ある乗客はABC放送のインタビューに、ウィニャード・セント・ジェームズ駅間で35分も電車が止まったままになったと語っている。

 シドニー鉄道のハワード・コリンズ局長は、「帰宅が最大1時間遅れる可能性がある」として、謝罪しているが、「遅れは速やかに善処されたはず。ただ、電車に乗れなかったり、駅の外で待っていれば帰宅が1時間遅れる可能性もある」としている。

 事故は、午後5時10分頃、電車の運転士が電車の先頭付近で何かを線路上で引きずる音がした。運転士が調べたところ、トリップ・ギアが外れ、台車付近に引っかかって、線路上を引きずっていた。そのため、ミュージアム駅で乗客を降ろし、さらにセントラル駅まで徐行、そこから回送された。

 野党労働党のジョディ・マッカイ影の運輸相は、「また鉄道ネットワークのメルトダウンか。ネットワークのどこかで一つ故障が起きるとどうしようもなくなるのか」と語っている。
■ソース
Train breaks down on City Circle during peak hour

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