ライフセーバーのボート転覆、ボランティア父子水死

荒海で泳いでいた海外旅行者救助に向かって

 4月21日午前、VIC州南西部12使徒岩に近い海岸で泳いでいて遭難しかけている海外からの旅行者を救助しようとボートを漕ぎ出した父子が水死する事故が起きた。旅行者はヘリコプターで吊り上げられ無事だった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 父子は12使徒岩の西方、ポート・キャンベル在住のライフセーバー・ボランティア。

 同日午前10時30分頃、海外旅行者の男性(30)がポート・キャンベル国立公園のシャーブルック川河口付近で泳いでいて遭難しかけていた。

 ボランティアの父子ともう1人が船外機付きのボートで救助に向かったが荒波でボートが転覆し、3人は海に投げ出された。

 その後、救助ヘリコプターが現場に向かい、遭難しかけていた海外旅行者とライフセーバーの1人を吊り上げて救助した。

 救助された海外旅行者は病院に運ばれ容体は安定している。また、ライフセーバーは負傷しており、アルフレッド病院に運ばれ、重傷を負っているが容体は安定している。

 また、71歳と32歳の父子の遺体が海面から引き揚げられたが死亡していた。

 VIC州サーフ・ライフセービングのポール・ジェームズ会長は、「なんとも痛ましい事故で胸が痛む。ボートは2mの荒波に立ち向かっていた。そのあたりはかなり荒々しい海面でとても泳ぐような状況ではなかった。それでも救助に向かった人達は英雄だ。2人のボランティアは経験豊かで長年ポート・キャンベル・サーフ・ライフセービング・クラブのメンバーだった」と語っている。

 また、緊急救助管理局のステファニー・ロタランギ・コミッショナー代理は、「VIC州の全局員を代表し、家族や友人、ポート・キャンベルの住民に哀悼の言葉を述べたい」と語った。

 VIC州警察では、「男性が泳いでいた場所には荒波と強い離岸流を警告する立て札が立ててあったのに」として、一人の無謀な行為が2人の死につながったことを指摘している。
■ソース
Father and son die after lifesaving boat capsizes while rescuing tourist near 12 Apostles

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