シドニー北部ノーザン・ビーチーズ病院で手術ミス

大腸がん患者の健康な部位切除する

 シドニー北部、フレンチズ・フォーレストのノーザン・ビーチーズ病院は、2018年11月開院以来、医長や看護部長が次々に辞職するなどの問題が続いているが、今度は大腸がん患者の手術で患部の位置を取り違え、健康な部位を切除してしまうという事故が起きた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 先週起きたこの事故は、民間の病理検査機関が検査結果を間違えたと報告されており、患者は同じ病院で再度の施術でがん患部摘出を受けた。

 NSW州議会野党労働党のウォルト・セコード影の保健相は、「このお粗末な手術過誤事故は、同病院を調査する必要があることを証明している。労働党は、ノーザン・ビーチーズ病院に調査のメスを入れるよう主張してきた。調査の証拠収集は7月から始まるが、はっきりさせておきたいのは、保健相は調査報告を州民に公開する義務を負っているということだ」と述べている。

 同病院は開院7か月間に看護部長、麻酔科医長、病院CEOが辞職しており、既に辞職している上級麻酔科医が管理職に宛てた電子メールで、「この病院は患者の安全という最優先事項をまったくおろそかにしている」と述べている。

 ブラッド・ハザード保健相は、「手術過誤についてはすでに調査を始めている。このような状況では調査が必要であり、コメントの前に調査報告書を待つべきだと思う。患者のプライバシーは尊重しなければならない」と語っている。

 病院を運営するヘルスコープは、「患者とその家族は病院の介護と対応を受けている」と発表しており、同病院の運営管理に対する議会調査委員会の作業を8月から開始され、これまでに辞職した職員も証人として喚問されることになる。
■ソース
Cancer patient has wrong side of bowel removed at Northern Beaches Hospital

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