マンリー・ビーチで男性鮫に襲われ、脚に大ケガ

英仏海峡横断水泳記録の練達泳者

 7月2日早朝、シドニー湾外側のマンリー・ビーチで男性がサメに襲われ、脚に大ケガをした。男性は病院に運ばれ、命は取り留めたが、救急隊のパラメディックスは、「脚に深い切り傷を負っており、命を取り留めただけでも非常に運が良かった」と語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 男性はピーター・シュルツさん。シュルツさんはマンリーのBold and Beautiful水泳クラブ・メンバーで、英仏海峡を横断水泳した記録も持つ水泳界ではよく知られたベテラン。

 目撃者の話によると、シュルツさんは同日夜明け前からグループでシェリー・ビーチで泳いでいる時に襲われ、脚の傷の他、胸に噛み傷、背中と腹部にも切り傷を負い、ロイヤル・ノース・ショア病院に運ばれて手当を受けている。

 グループの一人、ダニー・ルーカスさんは、「シェリー・ビーチまで4分の3ほど行ったところでグループが突然止まり、誰かが叫んでいるという声が聞こえたが、何も見えなかった。そこでふと気がつくと仲間の一人が必死に岸に向かって泳いでおり、サメに噛まれた。急いで海から上がれと叫んでいた。腹と背中に傷を負っており、左脚も深く噛まれていた。シュルツさんが海から上がると誰かがすぐに救急車を呼んだ」と語っている。

 さらに、「彼は頭はしっかりしていて、ユーモアも失っていなかったから、私達もかれに話しかけた」と語っている。

 救急隊では、「命に別状のない傷だった。非常に運がいい。こういう場合、かなり深刻な事態になることもある」と語っている。

 州政府の計画産業環境省(DPI)では、海洋生物学者が噛み傷を分析し、グレイ・ナース・シャークと見ているが、そのサイズまでは分からないとしている。また、「グレイ・ナース・シャークは絶滅危惧種であり、通常は人を襲わないおとなしいサメだが」と語っている。

 また、事故後、周辺水域にサメは見つかっていない。
■ソース
Shark attack at Manly Beach leaves English Channel swimmer with ‘deep gash’

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