QLD、軽飛行機墜落、5人死亡

スカイダイビング飛行で離陸直後に

 3月21日午前11時30分頃、QLD州ブリスベン北方のカブールチュア飛行場を飛び立った軽飛行機のセスナ206型機が直後に滑走路に墜落、5人が死亡した。

 亡くなったのは男性パイロット1人、スカイダイビング・インストラクター2人、ダイビング客2人で、男性4人、女性1人。モートン警察署では、「大勢の見物客がいて、飛行機が離陸直後に墜落炎上するのを目撃した。飛行機の所有者は地元のスカイダイビング会社、Adrenalin Skydivers Bribieで4200mの高空からブライビー島の砂浜に降りる風景を売り物にしている。

 一方、Aerodynamic Flight Academy Cabooltureの航空安全係官のブライアン・カーペンター氏は、「飛行機が60mの高度に達せず、急に左に傾き、交差する滑走路に墜落した」と発表している。事故で見物客も飛行機に走り寄ったが、破裂した燃料タンクから漏れた航空燃料の炎が瞬く間に機体を包んだと報道されている。警察では、「火がなくとも、墜落の衝撃は生存の見込みがまったくない激しいものだった」としている。また、「犠牲者、家族、現場に居合わせた人々にとっても恐ろしい悲劇だ。事故の原因についてはQLD警察と航空安全局が現場検証している」と発表している。事故を起こした期待はセスナU206G型で製造から37年ほどになる。

 カブールチュア飛行場はブリスベンから1時間ほどの位置にあり、ブルース・ハイウェイからも離着陸が見える田舎の飛行場で、グライダー、ヘリコプター、軽飛行機が利用しているが、パイロットの間では草が生い茂っていたり、ぬかるみになっているところもあり、タキシーウエイは狭く、トンネルには表示もなく、しかも滑走路周辺にトキやカンガルーも集まり、滑走路端の先に木立や送電線もあり、「国内で最もボロな飛行場」と呼ばれている。しかし、カブールチュア・エアロ・クラブでは、「それが事故の原因になったとは考えられない。毎年飛行場の安全点検が行われるが、毎年、『東海岸でもっとも優秀な飛行場』の折り紙を付けられている」と述べている。(NP)

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