学生ビザで釣り、海外女性を性奴隷に

麻薬に溺れさせて逃げられなくする

 3月30日付サン・ヘラルド紙は、オーストラリア国内の犯罪組織がアジアから女性を学生ビザや観光ビザでおびき寄せ、違法売春宿で奴隷のように働かせていると報道した。

 NSW州の法律では女性が自分の意思で売春を行うことは合法だが、売春をさせることは違法になる。その他にも様々な規制がある。

 同紙の調査によると、香港、タイから観光ビザでシドニーに入った何十人もの女性達が売春宿のマネージャに預けられ、マネージャが代理で学生ビザを申請する。ほとんどの申請ははねられるが、再審査を求めると決着がつくまでに2年はかかることを見越しており、その間、働かせられるだけ働かせようとする。同紙は、「女性達は1日に20時間働かせられることもある」としている。また、オーストラリアに来る時にセックス産業で働くことを知っている女性もいるが、そうでない女性もいる。しかし、どんな場合でも何か月かすると無一文で身も体もボロボロになり始めており、しかも、アイスなどの違法薬物に中毒させられており、その中毒で縛り付けられていることに気づくようになる。また、売春宿の中には客に違法薬物を与えることを強制しているところもある。

 移民省に対しては詳しい証拠が提出されたにもかかわらず、ビザの抜け道がふさがれておらず、またブラックタウン警察署にも管内の売春宿で客にアイスが提供されているという録音物が提出されたが、未だに売春宿で同じ違法行為が続いていると報道している。NSW州警察性犯罪班では、「深刻な犯罪に対しては連邦警察と協力し、地元の違反者だけでなく、海外の犯罪組織まで一網打尽にするため地道な活動を続けている。難しいのは被害女性の証言を得ることだ」と語っている。(NP)

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