カカドゥで男性、ワニに襲われる

ワニ管理区域外でボート漕ぎ

 北部準州カカドゥ国立公園内の川でボートを浮かべていた男性(62)が、家族の目の前でワニにさらわれて行方不明になっている。

 現場はクーインダの南西サウス・アリゲータ川で、レンジャーが常時パトロールし、ワニの危険を取り除いている旅行者にも安全とされる地域から外れている。男性は妻、息子と義理の娘と共にダーウィンから遊びに来ていて、この難にあったもので、過去にカカドゥでのキャンプ歴があったとされているが、事故のあった地区はキャンプ禁止区域。

 北部準州警察のボブ・ハリソン警視は、「いつでも希望を持って捜索するが、ワニに襲われた場合、必ずと言っていいほど残念な結果になる。捜索初動時には息子さんも同行していたが、非常に辛いことだったと思う。このような事故があれば私たちも被害者の家族のことを思うと悲痛な気持ちになる」と語っている。

 家族はクーインダ・ツーリスト・センターから車で90分ほどの現場まで走り、そこでボートを浮かべたものと推測されている。水上警察とレンジャーが投光器を使って一晩中河川を捜索した。6月7日には近接する河川をレンジャーが継続してパトロールした結果、ワニが見つからなかったため旅行者に開放していたが、カカドゥ国立公園内では常にワニに対する注意を怠らないことや水の近くでキャンプしないことなどの注意を呼びかけている。

 今年1月にもジャビルの西で12歳の少年がワニに引き込まれて行方不明になり、捜索隊が人体の一部を発見している。また15歳の少年もワニに襲われ、噛まれたがワニと争い、逃げ延びた事故も起きている。(NP)

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