ユダヤ系学校生徒スクールバスで脅迫

数人の泥酔白人少年の犯行との情報

 8月6日午後4時頃、シドニー東郊で、ユダヤ人学校の学童生徒で満員の市バスに8人の若い男が乗り込み、生徒達を脅迫するという事件が起きた。7日未明、警察が東郊地区で5人を逮捕し、さらに3人の行方を追っている。

 ランドウィックのダーリー・ロードで、モリア、マウント・シナイ両カレッジ、エマニュエアル・スクールの学童生徒を乗せたバスに8人が乗り込んできて、学童生徒達に殺害すると脅したり、ユダヤ人排斥の言葉で脅した。8人はそのままバスを降りて逃げた。

 娘3人がユダヤ人学校に通っているという母親は、「子供たちはおびえきって泣いていた。その体験ですべてが怖いと言っている。そもそもなぜ8人がバスに乗れたのか? 学校生徒ではないでしょう」と憤っている。しかし、警察では、「運転手は、8人は通学パスを持っていたからバスに乗れた。また、運転中、後で何が起きているか全然知らなかったと証言している」と発表している。

 州警察東郊管区では、「中東の争乱が原因ではないと願っている。単に酔っ払った若者グループの行き当たりばったりの犯行であることを願っている」と発表している。

 地区ユダヤ人団体では、子供たちのカウンセリングを行う。通学の警戒を増強するなどを決めている。

 一方、警察では、8月7日午前3時半頃、シドニー東郊のユダヤ人住民の多い地区ドーバー・ハイツで住民の通報により、ティーンネージャー5人を逮捕した。しかし、5人とも泥酔しており、警察の事情聴取も不可能なため、いずれも親の付き添いで帰宅、酔いが醒めてから再び事情聴取に入る予定。

 保守連合政権のアンドリュー・ストナー副首相が、「子供たちが今後長年心の傷として残るだろう」と語り、野党労働党のリンダ・バーニー議員も、「これはイスラエル・パレスチナ対立のどちらが正しいかという問題ではない。帰宅途中の幼い子供たちに対して若い男達のグループがした行為が問題だ」と語った。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-08-07/teenagers-arrested-for-bondi-school-bus-abuse/5654108

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